シャープは、営業部門などが入居する東京都港区のビル内に「8K Lab クリエイティブスタジオ=写真」を開設した。高精細な「8K」映像を活用したソリューションを顧客企業と創出する狙い。カメラ撮影、映像編集、インターネット回線経由の伝送などを簡単に体験できる。

8Kカムコーダーで撮影するエリア、8K映像をパソコンで編集するエリア、8K映像をインターネット回線経由でストリーミング伝送するエリアで構成。今後、第5世代通信(5G)技術との組み合わせも進める。



顧客の要望を聞いて最適なハードウエアやソフトウエアを組み合わせ、新しいソリューション提供につなげる考え。

シャープは2018年12月、8Kの技術開発やビジネス関連の組織横断型プロジェクトとして「8K Lab」を発足。これまで映像伝送の実証実験などを展開してきた。