22日付経済日報が観測として伝えたところによると、米アップルは、来年発売を計画する腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」新機種のディスプレイに、次世代マイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレイを採用する見通しで、台湾メーカーがLEDチップやモジュールを供給するもようだ。iPhoneなど、他のアップル製品での将来的な採用も期待できるとされる。現行の有機EL(OLED)ディスプレイは韓国メーカーが供給しているが、観測が事実であれば、マイクロLEDでは台湾勢が主力になることが期待できる。
観測によると、錼創科技(プレイナイトライド)がマイクロLEDチップを供給し、錸宝科技(RiTディスプレイ)がモジュール組み立てを担当するとされる。事実であれば、アップルの次世代ディスプレイ向けで台湾メーカー初の受注となる。
観測によると、錼創科技(プレイナイトライド)がマイクロLEDチップを供給し、錸宝科技(RiTディスプレイ)がモジュール組み立てを担当するとされる。事実であれば、アップルの次世代ディスプレイ向けで台湾メーカー初の受注となる。
プレイナイトライドはコメントを控えた。一方、RiTは、米国のスマートウオッチメーカーと交渉中と明らかにした上で、マイクロLEDモジュール生産ラインの準備は整っており、3インチ以下のフルカラーのマイクロLEDに注力していると説明した。また、欧米顧客は通常、接触から新製品発売まで約9カ月かかるため、第3四半期に確定すれば、第4四半期に量産、2020年に搭載製品が発売されるとの見通しを示した。
RiTは5月、プレイナイトライドの株式約1割を株式交換により取得。戦略提携を結び、マイクロLED分野への参入を果たしていた。両社が開発したマイクロLEDモジュールは、米国で5月に開催されたディスプレイ国際学会「SIDディスプレイ・ウイーク」で展示され、アップルの注目を得たとされる。
経済日報によると、プレイナイトライドは、マイクロLED製造の技術的障害となっている大量移載技術が成熟段階に入っており、顧客の要望に応じた少量生産を開始している。プレイナイトライドには、LED大手の晶元光電(エピスター)が最大の約2割を出資している他、ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)なども出資している。
一方、RiTは、従来はパッシブマトリックス式有機EL(PMOLED)に注力しており、14年から米フィットビットのウエアラブル端末向けなどに供給していた。
業界関係者は、アップルウオッチはこれまで有機ELディスプレイを採用し、韓国のLGディスプレイ(LGD)が主に供給していたと指摘。RiTとプレイナイトライドの供給が事実であれば、マイクロLEDが既に商品化の段階に入っており、アップルはこれを機に長期にわたる韓国ディスプレイメーカーへの依存から脱却できると説明した。来年は多くのブランドが、マイクロLED搭載製品を発売しそうだ。
業界関係者は、マイクロLEDは発光効率と光の使用効率が有機ELを大きく上回り、省電力なため、製品寿命と待ち受け時間の大幅向上が期待できると分析した。アップルが開発中のスマートウオッチ向け新基本ソフト(OS)「Watch OS 6」ではiPhoneなしでの運用が可能になる見通しで、持続能力の重要度が高まっていることも、省電力のマイクロLED採用が有望視される要因だ。
市場調査会社、ストラテジー・アナリティクスによると、スマートウオッチの18年出荷台数は前年比約53%増の4,500万台と過去最高を更新した。このうち、アップルウオッチが約半数の2,250万台余りを占めた。
RiTは5月、プレイナイトライドの株式約1割を株式交換により取得。戦略提携を結び、マイクロLED分野への参入を果たしていた。両社が開発したマイクロLEDモジュールは、米国で5月に開催されたディスプレイ国際学会「SIDディスプレイ・ウイーク」で展示され、アップルの注目を得たとされる。
経済日報によると、プレイナイトライドは、マイクロLED製造の技術的障害となっている大量移載技術が成熟段階に入っており、顧客の要望に応じた少量生産を開始している。プレイナイトライドには、LED大手の晶元光電(エピスター)が最大の約2割を出資している他、ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)なども出資している。
一方、RiTは、従来はパッシブマトリックス式有機EL(PMOLED)に注力しており、14年から米フィットビットのウエアラブル端末向けなどに供給していた。
業界関係者は、アップルウオッチはこれまで有機ELディスプレイを採用し、韓国のLGディスプレイ(LGD)が主に供給していたと指摘。RiTとプレイナイトライドの供給が事実であれば、マイクロLEDが既に商品化の段階に入っており、アップルはこれを機に長期にわたる韓国ディスプレイメーカーへの依存から脱却できると説明した。来年は多くのブランドが、マイクロLED搭載製品を発売しそうだ。
業界関係者は、マイクロLEDは発光効率と光の使用効率が有機ELを大きく上回り、省電力なため、製品寿命と待ち受け時間の大幅向上が期待できると分析した。アップルが開発中のスマートウオッチ向け新基本ソフト(OS)「Watch OS 6」ではiPhoneなしでの運用が可能になる見通しで、持続能力の重要度が高まっていることも、省電力のマイクロLED採用が有望視される要因だ。
市場調査会社、ストラテジー・アナリティクスによると、スマートウオッチの18年出荷台数は前年比約53%増の4,500万台と過去最高を更新した。このうち、アップルウオッチが約半数の2,250万台余りを占めた。
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