水俣病の原因企業チッソは、液晶パネルの価格下落で収益確保が困難になったため、液晶用パネル向けなどの電子部品事業から撤退し、熊本県水俣市にある工場を閉鎖する。チッソの事業を引き継いだ子会社のJNC(東京)傘下の「サン・エレクトロニクス」が生産を手掛けており、令和2年3月末までに生産を終える。