筆者も現地で実際にGalaxy Foldに触れてみましたが、やはり1枚のディスプレイを折り畳めるという感覚は今までにないもので、大きな驚きがありました。他の方が「感動した」と話すのもうなずける出来に仕上がっていると思うので、日本上陸にも期待したい所です。
とはいうものの、冷静に考えるとなぜスマートフォンのディスプレイを折り畳む必要があるのか?という点には疑問を抱く部分もあります。Galaxy Foldや、ファーウェイ・テクノロジーズの「HUAWEI Mate X」を実際に体験した身として、技術的な凄さや驚きを感じたのは確かなのですが、一方で大画面が欲しければスマートフォンとタブレットを2台持ちした方が、価格的にも現実的では?と思ってしまうのです。
それにもかかわらず、ディスプレイを折り畳めるスマートフォンに取り組む企業は増えているようです。実際シャープは2019年4月に、折り曲げられる有機ELディスプレイを報道陣に披露していますし、中国の家電・スマートフォンメーカーであるTCLも、2019年のMWCやIFAで傘下のチャイナスター(CSOT)が手掛ける有機ELディスプレイを使った、折り畳めるスマートフォンのような端末のデモを公開しています。Read full article: なぜスマホの画面を『折り畳む』必要があったのか:佐野正弘のITトレンドウォッチ
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