テレビだけでなく、パソコンやスマートフォンにも採用事例を増やし続けている、有機ELパネル採用製品。この有機ELパネル、40インチオーバーの大型パネルは、ほぼLGディスプレイの製造品で、青色有機ELパネルに蛍光体を組み合わせて作った白色の単色有機ELパネルに赤緑青のカラーフィルターを組み合わせた構造をとる。このLGディスプレイ方式は、有機ELパネルの自発光特性によるハイコントラスト性は健在だが、発色特性は一般的な液晶パネルに対してそれほどよいわけではない。
では、赤緑青(RGB)の各色で発色/発光する有機ELパネルはないのかというと、あるにはある。ソニーやパナソニックなどの日本勢はテレビ用のRGB自発光する大型サイズの有機ELパネルの開発を2014年に断念してしまったが、中小サイズについては別のメーカーが開発製造を続けている。有名なのは、サムスンディスプレイ製が作る携帯電話向けの小型パネルである。そして最近、存在感を出してきているのが日本企業のJOLEDが量産化に漕ぎ着けた中型パネルだ。
このJOLED製の中型サイズのRGB有機ELパネルの採用製品は,昨今徐々に各メーカーからリリースされ始めている。今回紹介するASUSの「ProArt PQ22UC」はまさにその採用第一号製品だ。なお、最近では、日本メーカーのEIZOも「FORIS NOVA」として発売するアナウンスを行なったばかりである。
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