JOLED E20191125001_1main石川県内に有機ELパネルの開発・製造拠点を持つJOLED(ジェイオーレッド、東京)が25日、能美市の能美事業所で行った「印刷方式」による生産ラインの完成式で、石橋義(ただし)社長は「能美から世界に技術を発信する」と決意を述べた。能美事業所はかつて、経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)の能美工場があった場所。JDIが苦境にある中で、JOLEDは最先端独自技術を武器に、世界で勝負をする。





 JDIの旧能美工場はJDIが構造改革で2017年12月に操業を停止した。JOLEDの筆頭株主である産業革新機構に200億円で譲渡し、機構がJOLEDに現物出資。能美事業所は18年7月に開設した。

 完成式で、石橋義社長はこれまでの経緯を説明し「印刷方式は世界中のパネルメーカーから注目されている。これから幅広い用途の製品を作っていく」と力を込めた。谷本正憲知事は「世界に羽ばたくグローバル企業となることを期待している」とあいさつし、井出敏朗能美市長が祝辞を述べた。

 完成式では、来年から使用するJOLEDの新しいロゴとスローガン「Be Impressed Together」が発表された。

 JOLEDは20年にモニター向けパネルの量産を始め、続いて車載ディスプレー向けのパネルなどの製造を始める。営業面では、世界規模の販売網を持つJDIと連携するという。

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