sharp 04122019000001-1シャープは4日、複数台を連結してひとつの巨大な画面として使えるディスプレーを2020年3月に発売すると発表した。

フレームの幅が約3.4ミリメートルと狭く、境目を目立たせずに巨大画面にできる。商業施設や交通機関に加え、スポーツなどのパブリックビューイングに向けて売り込む。





4K液晶パネルを搭載した60型のディスプレーを発売する。4台を組み合わせると縦約150センチメートル、横約270センチメートルと120型相当に、16台をつなぐと縦約300センチメートル、横約530センチメートルの240型に相当した巨大画面となる。設置場所や用途に応じて台数を変えられる。

価格はオープンで、月産300台を目指す。ディスプレー間の色ムラや明るさの違いなどを抑制し、均一性の高い画面表示を実現しているという。世界的なスポーツイベントでは、視聴方法としてパブリックビューイングが広がっている。20年の東京五輪を控え、シャープは需要取り込みを目指す。

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