経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)に対する融資枠(コミットメントライン)契約を主力の取引銀行3行が3月末までの3カ月間、延長する方向で調整していることが6日、分かった。契約期限は今月30日だった。

JDIは資金調達完了までの期間に資金繰り懸念が出ないよう手当てしたい考え。主力銀行のみずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行は2017年、JDIと1070億円の融資枠契約を締結し、2度延長している。





JDIの菊岡稔社長兼CEO(最高経営責任者)は11月の決算会見で、資金調達の実質的な枠組みを11月末までに確定することを目指すとし、手続きに時間を要する場合、正式発表は12月に後ずれする可能性があると説明した。

同会見では、資金調達完了までの期間を踏まえ、融資枠契約を延長する方向で金融機関などと協議していると述べていた。

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