韓国のサムスンディスプレーが、ベトナムの有機EL(OLED)工場に投資を続けていることが明らかになった。

ディスプレー製造を行う韓国のフィルオプティクス(Philoptics)はこのほど、サムスンディスプレー・ベトナム(SDV)に対し、68億9387万ウォン(約6億4000万円)分のディスプレー製造設備を提供することを明らかにした。この販売契約の期間は7月30日までとなっており、ベトナムの追加生産ラインは早ければ今年下半期に稼働するものとみられる。





 これに先立ち、サムスンディスプレーは昨年、ベトナムのOLEDモジュール生産ラインを初稼働しており、その後生産ラインを追加してきている。実際、フィルオプティクスは今年1月14日にも、SDVに対して162億6791万ウォン分(約15億1000万円)のディスプレー製造設備供給契約を締結した。

一方、サムスンディスプレーから供給を受けているサムスン電子はOLEDディスプレー搭載のスマートフォン「ギャラクシー(Galaxy)」シリーズを世界で販売している。

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