凸版印刷は、見る角度によって文字や絵柄が変化して見える「チェンジング印刷」を薄い透明フィルムに施す技術を開発した。印刷位置がわずかでもずれるとチェンジング効果を出せないため、マイクロメートル(マイクロは100万分の1)単位の微細印刷技術と高精度な位置合わせ技術を用いた。偽造防止や真贋(しんがん)判定、高精度で高精細な印刷が求められるエレクトロニクス分野などで活用を見込む。
透明フィルムの表面にシアンやマゼンタ、グリーン、裏面にブラックの計4色のインキを印刷する。ブラックと重なる色は視認されない特性と光路差を利用して、特定の方向から見たい色以外にはブラックが重なるように位置を調整して印刷することでチェンジング効果を発揮する。
新技術では線幅と間隔を10マイクロメートルで印刷できる独自の微細印刷法を用いた。スクリーン印刷法によるチェンジング印刷では、印刷の線幅に応じて厚みのある基材を用いるか、薄い基材に施す場合はシート表面にかまぼこ状の凸レンズが並んだレンチキュラーレンズと組み合わせる必要があった。
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新技術では線幅と間隔を10マイクロメートルで印刷できる独自の微細印刷法を用いた。スクリーン印刷法によるチェンジング印刷では、印刷の線幅に応じて厚みのある基材を用いるか、薄い基材に施す場合はシート表面にかまぼこ状の凸レンズが並んだレンチキュラーレンズと組み合わせる必要があった。
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