アップルは3月下旬の新製品発表イベントで、廉価版iPhoneとして注目のSE 2(もしくはiPhone 9と呼ばれるデバイス)などの新型端末を披露すると噂されてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、このイベントが中止となる見通しが高まった。
感染拡大の広まりの中で、アップル本社のスティーブ・ジョブズ・シアターに1000人もの人々を集めて新製品発表会を開催することは、合理的判断とは言い難いだろう。筆者はこの噂を、アップルの関係筋から数日前に聞いていた。
さらに、ガジェット関連のリーク情報を扱うユーチューブチャンネル「FRONT PAGE TECH」のJon Prosserもツイッターに3月9日、「アップルの3月のイベントが正式に中止になった」と投稿した。
感染拡大の広まりの中で、アップル本社のスティーブ・ジョブズ・シアターに1000人もの人々を集めて新製品発表会を開催することは、合理的判断とは言い難いだろう。筆者はこの噂を、アップルの関係筋から数日前に聞いていた。
さらに、ガジェット関連のリーク情報を扱うユーチューブチャンネル「FRONT PAGE TECH」のJon Prosserもツイッターに3月9日、「アップルの3月のイベントが正式に中止になった」と投稿した。
3月のイベントは、アップルがオフィシャルに予告したものではないため、キャンセルという表現は厳密に言えば正確ではない。しかし、多くの人が開催を期待していた新製品のお披露目が中止になるのは非常に残念なことだ。
背景には、カリフォルニア州サンタクララの保健当局が、1000人以上が参加する大規模イベントの開催を、3月10日以降の3週間の間、中止するよう通達を出したことがあげられる。この通達は、サンタクララ郡で新型コロナウイルスによる死者が初めて報告されたのを受けてのものだ。
サンタクララ郡はシリコンバレーの大半を含む地域であり、アップルの本社キャンパスのほか多数のオフィスが点在している。ティム・クックCEOは3月9日の時点で、全世界の従業員に対し在宅勤務を呼びかけており、同社が大規模イベントの開催を見合わせるのは自然な成り行きとも言える。
3月のイベントではiPhone SE 2のほかにも、新型の13インチMacBook Proや新型AirPodsなどの発表が期待されていた。これらの新製品の発売が遅延するかもしれないとの懸念も生じたが、Jon Prosserは関係筋から得た情報として「プロダクトの発表や発売は、予定どおり実施される」と述べている。
アップルは新製品の発表イベントは行わないものの、プレスリリースなどを通じて新たなプロダクトを発表し、発売を進めていく見通しだ。これは、少なくともSE 2の登場を待ちわびていた人々には嬉しい報せといえる。
しかし、ここで気になるのはアップルが毎年6月上旬に開催している開発者会議、WWDCがどうなるかだ。テック業界では多くの企業が大規模イベントの開催を6月に延期しており、その頃までには感染拡大も収束しているのかもしれない。
ただし、WWDCのような世界的イベントの開催に向けては、入念な準備が必要であり、アップルが4000人もの人々が集まる会場にエンジニアやスタッフを送り込むのであれば、同社に残された時間はさほど多くはない。
今から3カ月も経てば、状況は大きく変化しているのかもしれない。しかし、アップルに残された時間はわずかしかない。通常であれば、今頃の時期にはWWDCの開催スケジュールは決定している。何らかの発表が間もなく行われることも期待できそうだ。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
背景には、カリフォルニア州サンタクララの保健当局が、1000人以上が参加する大規模イベントの開催を、3月10日以降の3週間の間、中止するよう通達を出したことがあげられる。この通達は、サンタクララ郡で新型コロナウイルスによる死者が初めて報告されたのを受けてのものだ。
サンタクララ郡はシリコンバレーの大半を含む地域であり、アップルの本社キャンパスのほか多数のオフィスが点在している。ティム・クックCEOは3月9日の時点で、全世界の従業員に対し在宅勤務を呼びかけており、同社が大規模イベントの開催を見合わせるのは自然な成り行きとも言える。
3月のイベントではiPhone SE 2のほかにも、新型の13インチMacBook Proや新型AirPodsなどの発表が期待されていた。これらの新製品の発売が遅延するかもしれないとの懸念も生じたが、Jon Prosserは関係筋から得た情報として「プロダクトの発表や発売は、予定どおり実施される」と述べている。
アップルは新製品の発表イベントは行わないものの、プレスリリースなどを通じて新たなプロダクトを発表し、発売を進めていく見通しだ。これは、少なくともSE 2の登場を待ちわびていた人々には嬉しい報せといえる。
しかし、ここで気になるのはアップルが毎年6月上旬に開催している開発者会議、WWDCがどうなるかだ。テック業界では多くの企業が大規模イベントの開催を6月に延期しており、その頃までには感染拡大も収束しているのかもしれない。
ただし、WWDCのような世界的イベントの開催に向けては、入念な準備が必要であり、アップルが4000人もの人々が集まる会場にエンジニアやスタッフを送り込むのであれば、同社に残された時間はさほど多くはない。
今から3カ月も経てば、状況は大きく変化しているのかもしれない。しかし、アップルに残された時間はわずかしかない。通常であれば、今頃の時期にはWWDCの開催スケジュールは決定している。何らかの発表が間もなく行われることも期待できそうだ。
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