下半期の韓国のディスプレー業界の実績はアップルが新しく発売する「iPhone12」の成否に大きく左右されると予想される。すでにサムスンディスプレーとLGディスプレーは中国の液晶パネルメーカーの低価格攻勢と新型コロナウイルスの余波による需要落ち込みで業績不振に苦しめられている。
アップルは今秋iPhoneの新製品である「iPhone12」(仮称)を発売する。iPhone12には韓国企業が強みを持つ有機ELパネルを搭載する見通しだ。バックライトが必要なく自ら光を出す形態で5.4インチモデル1種と6.1インチモデル2種、6.7インチモデル1種の4種類だ。スマートフォン用有機ELの場合、中国企業の技術力と量産能力が韓国企業に比べ相対的に劣るという点で、サムスンディスプレーとLGディスプレーには「恵みの雨」になると期待される。
アップルは今秋iPhoneの新製品である「iPhone12」(仮称)を発売する。iPhone12には韓国企業が強みを持つ有機ELパネルを搭載する見通しだ。バックライトが必要なく自ら光を出す形態で5.4インチモデル1種と6.1インチモデル2種、6.7インチモデル1種の4種類だ。スマートフォン用有機ELの場合、中国企業の技術力と量産能力が韓国企業に比べ相対的に劣るという点で、サムスンディスプレーとLGディスプレーには「恵みの雨」になると期待される。
22日のディスプレー業界によると、23日に1-3月期業績を発表するLGディスプレーは3880億ウォン前後の営業赤字を記録すると予測される。昨年1-3月期から始まった営業赤字が5四半期にわたり続く格好だ。サムスン電子が株式の85%を持つ大株主で個別の業績を発表しないサムスンディスプレーもやはり1-3月期に約4640億ウォンの赤字を出したと推定される。
ディスプレーメーカーの立場では新型コロナウイルスの余波が4-6月期業績から本格反映されるというのがさらに大きな問題だ。その上欧州サッカー選手権大会(ユーロ2020)、東京五輪など今年予定された大規模スポーツイベントがすべて延期され当初期待したテレビ用大型ディスプレー需要も期待できない状況だ。結局すでに収益源の役割をしているスマートフォン用小型有機ELにさらに依存するほかない境遇だ。
特にLGディスプレーは赤字から抜け出せていない小型有機EL事業を黒字に転換するためにもアップルとの協業が重要だ。サムスンディスプレーもやはり昨年大型液晶パネル部門の赤字を小型有機ELで埋め合わせた。サムスン系列会社間の取引であるサムスン電子のスマートフォン用パネルを除くと年間2億台以上のiPhoneを販売するアップルが最も大きな顧客だ。
ディスプレー業界では今年アップルが購入する有機ELパネル約8000万台のうちLGディスプレーが約15~20%の1200万~1500万台を受注すると予想する。サムスンディスプレーは残りの最大6500万台を狙っている。変数は中国BOEだ。昨年からBOEはiPhone12のうち5.4インチモデルに有機ELパネルを納品するため積極的な攻勢を展開している。
だが新型コロナウイルスの衝撃が長引けば話は変わる。サムスンSDIで初期有機EL開発に参加したUBIリサーチのイ・チュンフン代表は「7-9月期も新型コロナウイルスの感染拡大が収まらなければアップルが新製品の発売そのものを遅らせる恐れもあり、サムスンディスプレーであれLGディスプレーであれ大きな打撃を受けかねない。特にLGディスプレーの営業赤字幅はiPhone12の発売スケジュールにかかっているといっても過言ではない」と話した。
幸いなことはアップルがiPhoneの新製品生産日程を急いでいるという点だ。22日の日経アジアンレビューによると、アップルは4月から来年3月までの1年間のiPhone生産量を2億1300万台に設定し、前年同期間の2億500万台より4%増やした。現在アップルはDRAM、NAND型フラッシュなどスマートフォンに使われる主要部品についても前例のないほど多くの量を注文しているという。
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ディスプレーメーカーの立場では新型コロナウイルスの余波が4-6月期業績から本格反映されるというのがさらに大きな問題だ。その上欧州サッカー選手権大会(ユーロ2020)、東京五輪など今年予定された大規模スポーツイベントがすべて延期され当初期待したテレビ用大型ディスプレー需要も期待できない状況だ。結局すでに収益源の役割をしているスマートフォン用小型有機ELにさらに依存するほかない境遇だ。
特にLGディスプレーは赤字から抜け出せていない小型有機EL事業を黒字に転換するためにもアップルとの協業が重要だ。サムスンディスプレーもやはり昨年大型液晶パネル部門の赤字を小型有機ELで埋め合わせた。サムスン系列会社間の取引であるサムスン電子のスマートフォン用パネルを除くと年間2億台以上のiPhoneを販売するアップルが最も大きな顧客だ。
ディスプレー業界では今年アップルが購入する有機ELパネル約8000万台のうちLGディスプレーが約15~20%の1200万~1500万台を受注すると予想する。サムスンディスプレーは残りの最大6500万台を狙っている。変数は中国BOEだ。昨年からBOEはiPhone12のうち5.4インチモデルに有機ELパネルを納品するため積極的な攻勢を展開している。
だが新型コロナウイルスの衝撃が長引けば話は変わる。サムスンSDIで初期有機EL開発に参加したUBIリサーチのイ・チュンフン代表は「7-9月期も新型コロナウイルスの感染拡大が収まらなければアップルが新製品の発売そのものを遅らせる恐れもあり、サムスンディスプレーであれLGディスプレーであれ大きな打撃を受けかねない。特にLGディスプレーの営業赤字幅はiPhone12の発売スケジュールにかかっているといっても過言ではない」と話した。
幸いなことはアップルがiPhoneの新製品生産日程を急いでいるという点だ。22日の日経アジアンレビューによると、アップルは4月から来年3月までの1年間のiPhone生産量を2億1300万台に設定し、前年同期間の2億500万台より4%増やした。現在アップルはDRAM、NAND型フラッシュなどスマートフォンに使われる主要部品についても前例のないほど多くの量を注文しているという。
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