Patently Appleによれば、JOLEDは中国TCL CSOTと共に事業再編計画を進めており、10インチ~32インチ有機EL(OLED)パネルの量産を計画しているとのことです。この計画が順調に進めば将来的に、JOLEDはApple製品向けにOLEDを供給することもあり得ると、同メディアは伝えています。
■中国TCL CSOTと資本業務提携
JOLEDは2020年6月19日、TCL華星光電技術有限公司(TCL China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd.:TCL CSOT)との資本業務提携契約を締結したと発表しています。
■中国TCL CSOTと資本業務提携
JOLEDは2020年6月19日、TCL華星光電技術有限公司(TCL China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd.:TCL CSOT)との資本業務提携契約を締結したと発表しています。
JOLEDはこの提携により、華星光電日本株式会社(CSOT-JAPAN)を引受先とする第三者割当増資を実施し、200億円を調達するとともに、印刷方式有機ELディスプレイ製造技術を活用し、TCL CSOTとテレビ向け大型有機ELディスプレイの共同開発を開始すると発表しています。
■Apple製品に同社パネルを採用?
Patently Appleは、同社が経済産業省に提出したTCL CSOTとの資本業務提携を含む「事業再編計画」の中で開発と生産を行うとしている10インチ~32インチOLEDパネルは、iPadやiMacのディスプレイサイズに該当することから、同製品の量産が順調に進めば、Appleは同製品の採用を検討しつつ、既存供給先のSamsungには価格面での圧力を加えることも出来るだろうと指摘しています。
Samusung製OLEDの仕入れ価格が高いことはジョン・プロッサー氏も指摘しており、それを解消するためにAppleはBOEなど既存供給先以外からのOLED供給を模索していると伝えられています。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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