Appleは、有機ELパネルの購入数が契約を下回ったとして、約9億5000万ドル(1020億円)の違約金をサムスンディスプレイに支払った可能性があるという。

そう報じたDisplay Supply Chain Consultants(DSCC)の記事を、MacRumorsが発見した。新型コロナウイルスの感染拡大で多くの直営店を休業したために、Appleが見込んでいた「iPhone」販売台数を達成できず、十分な数の有機ELパネルをサムスンに発注しなかった可能性がある。





Appleとサムスンにコメントを求めたが、回答は得られていない。

 DSCCの記事によると、サムスンが最近発表した2020年第2四半期の売上高と営業利益の暫定集計から、同社の営業利益が市場予測を上回ったことが明らかになったという。新型コロナウイルスの感染拡大で急増した在宅勤務に対応するためにサーバーやPCを求める企業が増えたことが、同社のメモリーチップ事業を後押しした。

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