有機ELディスプレイのエキスパートであり印刷方式で4K有機ELディスプレイを製造する株式会社JOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義)と、航空機客室ディスプレイ技術の専門家であるRosen Aviation LLC(本社:米国オレゴン州ユージーン)は、本日、航空機内での乗客の視聴体験を進化させるための提携を発表しました。

JOLEDとRosenは、航空機客室向けの中型サイズの有機ELディスプレイの開発と導入に共に取り組みます。両社は、客室内における有機ELディスプレイの機能性と魅力を最大化すべく、それぞれの技術と知見を活用します。

有機ELディスプレイは、次世代のディスプレイテクノロジーであり、これまでのディスプレイにはない、極薄、軽量、広い視野角、色再現性、高精細、そして無限に近いコントラスト比などのさまざまなメリットを備えています。





JOLEDの執行役員・第1事業本部長 引地直人は、次のように述べています。
「私たちは、このたびRosenと提携し、航空機客室用有機ELディスプレイの開発・導入に共に取り組むことに、とてもわくわくしています。中型・高精細の有機ELディスプレイを製造するJOLEDにとって、航空機客室ディスプレイはとても有望なアプリケーションであると考えています。RosenとJOLEDは、未来の航空機において乗客が触れ、体感し、見て、楽しむ、すべての場面にフィットする画期的なディスプレイを実現すべく、探求と開発を進めてまいります。」

Rosen Aviationのシニア・バイス・プレジデント・ストラテジー、リー・クラーク氏は、次のように述べています。
「新しいディスプレイとセンサー技術によって、乗客の機内体験そして機内インテリアは、根本的に変わるでしょう。ディスプレイの多用途性と個別カスタマイズ性は、さまざまな機上アクティビティを円滑にする鍵となります。JOLEDとRosenは、互いの知見を持ち寄り、乗客の機内体験を向上させるさまざまな使用場面に適した、革新的なディスプレイを開発していきます。我々の広範な経験をいかし、安全性、品質を保証しながら、客室内へのディスプレイのシームレスな統合を実現します。」

2019 NBAA Business Aviation Convention & Exhibitionで、RosenとJOLEDは22型4K有機ELディスプレイを展示し、航空機客室ディスプレイにおける将来性を示しました。2021年4月にドイツで開催されるAircraft Interiors Expo: AIX 2021では、Rosenはさまざまなサイズの有機ELディスプレイを発表する予定です。


Rosen Aviationについて
1982年に設立されたRosen Aviationは、グローバルな航空機ディスプレイ業界のゴールドスタンダードに成長しました。オレゴン州ユージーンに施設を持ち、航空機ディスプレイ、センサーテクノロジー、キャビンエレクトロニクスの3つのビジネス分野でグローバルリーダーとなっています。ローゼンは、未来の航空機客室における乗客体験を向上させるソリューションを提供することに技術戦略を集中させました。ローゼンは、ビジョナリーインサイトと正確なパフォーマンスを提供するという約束を果たすことにより、顧客の利益をサポートしています。
www.rosenaviation.com

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