積水化学工業(大阪市北区)の機密情報を中国企業に漏らしたとして、大阪府警は13日、40代の元男性社員を不正競争防止法違反の疑いで書類送検した。元社員は「自分の研究がうまくいかず、(情報と引き換えに)相手先の技術を得ようと思った」などと容疑を認めている。
書類送検の容疑は在職中の2018年8月~19年1月ごろ、スマートフォンの液晶に関する技術などの機密情報を、同社のサーバーから不正に引き出し、中国企業に漏えいしたとしている。
書類送検の容疑は在職中の2018年8月~19年1月ごろ、スマートフォンの液晶に関する技術などの機密情報を、同社のサーバーから不正に引き出し、中国企業に漏えいしたとしている。
捜査関係者によると、元社員は同社で研究開発を担当。先進的な技術を持つ中国企業に接触し、機密情報と引き換えに相手の情報を引き出そうとしたがうまくいかず、一方的に流出させていた。企業側とはメールでやり取りし、元社員が中国に行くこともあったという。
19年に社内調査で発覚。同社は元社員を解雇にし、20年に府警に告訴した。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
19年に社内調査で発覚。同社は元社員を解雇にし、20年に府警に告訴した。
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