株式会社Kyuluxは、九州大学とハーバード大学からライセンスを受けた技術をもとに、有機ELディスプレイや照明に用いる次世代材料の開発に取り組んでいる。同社が開発するTADF/Hyperfluorescence™発光技術は、低コスト・長寿命・高純度・高効率を特徴とし、世界中の大手有機ELメーカーとの共同開発を進めている。2018年には、発光材料の量産化へ向けて知財強化のため、特許庁の知財アクセラレーションプログラムIPASに参加。代表取締役社長 安達 淳治氏に事業と知財について話を伺った。
株式会社Kyuluxは、2015年3月に設立された九州大学発スタートアップ。九州大学で開発された第3世代有機EL発光材料TADF(熱活性化遅延蛍光)および第4世代-Hyperfluorescence™ーの有機発光材料/技術の実用化を目指し、レアメタルに頼らない有機ELディスプレイと照明パネル用の材料の開発に産官学の連携体制で取り組んでいる。
株式会社Kyuluxは、2015年3月に設立された九州大学発スタートアップ。九州大学で開発された第3世代有機EL発光材料TADF(熱活性化遅延蛍光)および第4世代-Hyperfluorescence™ーの有機発光材料/技術の実用化を目指し、レアメタルに頼らない有機ELディスプレイと照明パネル用の材料の開発に産官学の連携体制で取り組んでいる。
有機ELは、色再現性の高さ、薄さ、省エネ、という特徴をもち、薄型テレビやハイエンドスマートフォンに採用され、次世代ディスプレイの主流として期待されている。
現在の有機ELには、蛍光とリン光の2種類の発光体が用いられている。かつての第一世代の蛍光有機EL発光体は、電気から光へエネルギーを25%しか変換できず、効率が悪かった。1997年に発明された第二世代のリン光は、レアメタルのイリジウムを使うことで100%の高効率で発光できるようになったが、三原色の一つである青色の純度が低く、またレアメタルを使うためコストの高さが課題だ。
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グローバル企業の知財戦略 米国特許訴訟・輸出管理法・知財デューデリジェンスがよくわかる [ 岸本 芳也 ]
現在の有機ELには、蛍光とリン光の2種類の発光体が用いられている。かつての第一世代の蛍光有機EL発光体は、電気から光へエネルギーを25%しか変換できず、効率が悪かった。1997年に発明された第二世代のリン光は、レアメタルのイリジウムを使うことで100%の高効率で発光できるようになったが、三原色の一つである青色の純度が低く、またレアメタルを使うためコストの高さが課題だ。
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