韓国メディアThe Elecが、中国BOEが2021年下半期(7月〜12月)に、マイクロ有機EL(OLED)パネルの供給を開始すると報じました。

The Elecによれば、BOEは雲南省との合弁会社である昆明BOE Display Technologyで、2018年からマイクロOLEDパネルを開発してきたようです。





同パネルは、ガラス基板ではなくシリコンウエハー基板を用いるため高解像度を実現しやすく、現在は約40マイクロメートル〜300マイクロメートルである画素サイズが、約4マイクロメートル〜20マイクロメートルまで微細化されるようです。

マイクロOLEDパネルは応答速度がマイクロ秒と優れているため、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)関連デバイスに最適だと、The Elecは解説しています。
 
Appleが開発中のARデバイスにも、マイクロOLEDパネルが用いられるとみられています。

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