テレビの技術史は、受信感度の向上を中心とした「高画質化の歴史」です。

日本におけるテレビ放送は1953年に開始され、すでに70年近い歴史をもっています。当初は白黒放送でしたが、早くも1960年にはカラー化されました。

2011年7月(岩手・宮城・福島は2012年3月)には、地上波・衛星放送ともにデジタル化され、現在は高画質かつ大画面を実現できる「薄型テレビ」が主流を占めています。





放送開始以来、「テレビ局からの放送を受信・視聴する」というテレビの機能は変わりませんが、それを実現するための技術が大幅に変化しています。情報の伝達方式に加え、デジタル放送になって大きく変わったものとして、映像を表示するしくみが挙げられます。

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