パナソニックが製造業の供給網(サプライチェーン)効率化を手がける米ソフトウエア大手、ブルーヨンダーの買収に向け、米投資ファンドと協議していることが8日、分かった。投資額は、平成23年に約8千億円で旧・三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化して以来の規模になる可能性がある。

 ブルーヨンダーは1985年に米国で創業したソフトウエア会社で、人工知能(AI)で製造企業の製品の需要や納期を予測し、サプライチェーンを効率的に管理・運営するビジネスを展開。米ウォルマート、コカ・コーラなど世界で約3300社の顧客を持つ。





パナソニックは昨年5月以降、ブルーヨンダーの株式20%を約860億円で取得して提携を強化している。11月にはノートパソコンを製造する神戸工場に、ブルーヨンダーのソフトウエアを導入した。

 買収による完全子会社化を目指し、センサーなどの自社製品とブルーヨンダーのソフトウエアを組み合わせて展開することで事業の拡大を狙う。

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