米ブルームバーグ通信は18日までに、米アップルのタブレット端末「iPad Pro」の最上位モデルの生産が遅れていると報じた。「ミニLED」と呼ぶ新たなディスプレーの量産が難航しているためで、5月後半としていた購入者への引き渡し開始が7月にずれ込む可能性があるとしている。
アップルは4月に開いたイベントで画面が11インチと12.9インチの2種類のiPad Proの新モデルを5月後半に発売すると発表した。このうちミニLEDを採用した12.9インチモデルで部品供給の制約が生じているとみられ、アップルの米国の予約注文サイトにおける現在の納期は6月下旬から7月中旬と表示されている。
アップルは4月に開いたイベントで画面が11インチと12.9インチの2種類のiPad Proの新モデルを5月後半に発売すると発表した。このうちミニLEDを採用した12.9インチモデルで部品供給の制約が生じているとみられ、アップルの米国の予約注文サイトにおける現在の納期は6月下旬から7月中旬と表示されている。
ミニLEDは液晶ディスプレーの背後に多数のLED(発光ダイオード)を並べて細かく輝度を調整する技術で、アップルはiPad Proの12.9インチモデルで初めて採用した。ブルームバーグは関連するサプライヤー関係者の話として、製造技術が複雑で大量生産が難航しているとしている。
アップルのルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は4月28日に開いた2021年1~3月期決算説明会で、半導体などの部品供給の制約に伴い21年4~6月に「30億~40億ドル(約3200億~約4300億円)の減収につながる可能性がある」との見通しを示していた。
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