20日午後5時45分ごろ、大阪府豊中市利倉の液晶ガラス加工メーカー「NSC」の第3工場から「煙が出ており異臭がする」と近くの住民から119番があった。

煙を吸った男性従業員(31)が病院に搬送された。重症とみられる。





 府警豊中南署や豊中市消防局によると、煙には有毒な成分が含まれているとみられ、付近の工場の従業員には避難を、近隣住民には窓を閉めて屋外に出ないよう呼び掛けた。煙はリン酸の廃液が入ったタンクから出ており、中和作業を行って同日午後10時ごろにはほぼ消し止められたという。

 現場は阪急電鉄服部天神駅から西に約1・5キロの工場地帯。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ