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 米アップルが発表した完全刷新モデルの新型iMacにより、にわかに同社の一体型コンピューターへの注目が高まっている。20年以上の歴史があるiMacは、どのように進化してきたのだろうか。
1998年にアップルが発売したiMacは、曲面を描く本体にディスプレイを内蔵した一体型コンピューターとして登場した。ビジネス向けの無機質なデザインが一般的だった当時、ポップなデザインで登場したiMacは大ヒット製品となった。またそのデザインから、「おにぎり」という可愛らしい愛称でも呼ばれた。






 大ヒットしたiMac(後にiMac G3に改称)の後継モデルとして2002年に投入されたのが、「iMac G4」だ。iMac G3のデザインから一転し、iMac G4では液晶ディスプレイをアームで支える形状が採用されており、その角度を自由に変えることができた。故スティーブ・ジョブズはiMac G4を「ひまわりのようだ」と語っていたが、市場ではその形状から「ランプ」と呼ぶ声もあった。
そして2004年には、本体とディスプレイを一体化しスタンドで支える「iMac G5」が投入される。現在のiMacにまで続くデザインを採用したiMac G5は、インテルベースのプロセッサを搭載したiMacが2006年に登場するまで販売が続けられた。
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