アジア最大級の情報技術(IT)見本市、台北国際電脳展(コンピューテックス台北)が31日、オンラインで開幕した。
インテルは、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)などと共同開発した、第5世代移動通信(5G)常時接続ノートパソコン用モジュール「インテル5Gソリューション5000」を発表した。
既に出荷を開始しており、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)、HPなどPC大手ブランドが今年、同モジュール搭載の5G常時接続ノートPCを発売する見通しだ。1日付工商時報などが報じた。
インテルは、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)などと共同開発した、第5世代移動通信(5G)常時接続ノートパソコン用モジュール「インテル5Gソリューション5000」を発表した。
既に出荷を開始しており、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)、HPなどPC大手ブランドが今年、同モジュール搭載の5G常時接続ノートPCを発売する見通しだ。1日付工商時報などが報じた。
インテル5Gソリューション5000は、インテル初の5G製品だ。メディアテックとは5Gモデムソリューション製品の▽定義策定、▽開発、▽認証、▽サポート──で提携した。既存の「インテル・ギガビットLTE」との比較で、通信速度が約5倍に向上する。インテル5Gソリューション5000を搭載したPCは、来年半ばにかけ30機種以上が発売される見通しだ。
インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)はオンライン基調講演で、新型コロナウイルス感染症流行の影響によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習の広がりにより、半導体産業が爆発的な成長サイクルに入っており、半導体の供給不足の解消には数年かかるとの見通しを示した。
コンピューテックスは、世界的な新型コロナウイルス感染症流行を受け、オンラインで開催しており、会期は6月30日まで。今年は▽5G、▽AIoT(人工知能+モノのインターネット)、▽ゲーミング(ゲーム用)PC、▽エッジコンピューティング──などがテーマで、33カ国・地域から147社が出展している。
オンラインフォーラムは1~3日に、▽Future Car(未来の自動車)、▽半導体、▽AIoT、▽5G──などをテーマに40回以上開催される。
コンピューテックスのプラットフォームでは、台湾のサプライヤー約1,000社の2,000品目以上の製品情報、400本余りの紹介用の動画を見ることができる。世界のバイヤーは新製品を検索し、オンライン上で商談を行うことができる。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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