全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年5月の4K対応液晶テレビ(4Kテレビ、なお有機ELテレビは含まない)の販売台数前年同月比は95.4%。
昨年同月は新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要は発生していたため微減に転じたが、東京五輪の開催が迫っていることもあり、勢いは衰えていない。





 メーカー別の販売台数シェアでは、2021年1月以来、4カ月ぶりにシャープがソニーを逆転。差は0.3ポイントとわずかだが、盛り返してきている。両社は年初から競り合っており、上半期No.1をどちらが獲得するかにも注目したいところだ。2番手グループとなるTVS REGZAとパナソニックの争いも熾烈だ。5月は今年初めてパナソニックがTVS REGZAを上回り、3位にランクアップしている。
 
 シリーズ別の販売台数ランキングでは、シャープの「4T-C40CL1」が相変わらずトップをキープ。2位に同シリーズの50V型がランクインしており、トップシェア奪還の要因となった。ソニーは「KJ-55X9500H」が3位、「KJ-43X8000H」「KJ-43X8500H」「KJ-49X9500H」がベストテン入りしている。パナソニックは「TH-43HX850」「TH-49HX850」が売れ筋となっている。

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