三星(サムスン)電子の量子ドット発光ダイオード(QLED)テレビが、今年上半期(1~6月)だけで400万台以上が売れ、史上初の年間1000万台突破記録に迫っている。昨年の販売台数は779万台だった。
電子業界の関係者は27日、「2021年型新製品Neo(ネオ)QLEDが、昨年の主力新製品と比べて韓国内市場で2倍以上早い販売テンポを記録している。このままならQLEDテレビの年間1000万台販売記録の達成は難なく実現するものとみられる」と語った。2017年に発売されたQLEDテレビは、今年6月までの累積販売台数が2000万台を超えた。
QLEDテレビの人気は、新型コロナウイルス禍で、家の中でテレビが占める割合が高まったためという分析が出ている。これにペントアップ(抑圧されていた消費が爆発する現象)効果が加わり、QLEDテレビのようにプレミアム製品を求める客が増えている。
電子業界の関係者は27日、「2021年型新製品Neo(ネオ)QLEDが、昨年の主力新製品と比べて韓国内市場で2倍以上早い販売テンポを記録している。このままならQLEDテレビの年間1000万台販売記録の達成は難なく実現するものとみられる」と語った。2017年に発売されたQLEDテレビは、今年6月までの累積販売台数が2000万台を超えた。
QLEDテレビの人気は、新型コロナウイルス禍で、家の中でテレビが占める割合が高まったためという分析が出ている。これにペントアップ(抑圧されていた消費が爆発する現象)効果が加わり、QLEDテレビのようにプレミアム製品を求める客が増えている。
一部のテレビメーカーは、半導体不足や原材料価格の上昇などで供給不足、出庫価格の引き上げなど、少なからぬ困難に直面しているが、三星電子は供給網の管理能力を通じて円満に対応していることも人気要因の一つに挙げられる。
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三星電子は今年下半期(7~12月)も、QLEDテレビの成長を期待している。プレミアムテレビの需要が続く中、国内で成功の可能性を確認したネオQLEDのグローバル販売が、下半期に本格化するためだ。
ネオQLEDは、従来のLED素子の40分の1サイズの「量子ミニ(mini)LED」を適用して画質を高め、画面だけで前面部を満たしたインフィニティデザインにより没入感を高めたのが特徴といえる。3月初めに、発売から1カ月で国内での販売台数が1万台を突破した。販売製品4台のうち3台は75インチ以上の大きさで、新型コロナ以降はっきりした大型化、高級化の流れを主導している。三星電子は第2四半期(4~6月)に、タイ、インドネシアなどの東南アジアおよびオセアニア市場へと販売国を広げている。
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グローバル市場調査会社オムディアなどによると、今年のQLEDテレビ市場は、三星電子の主導の中、中国TCLやシャオミなどが加わったことを受け、年間販売台数が1200万台に上るものと見られる。第1四半期(1~3月)まで、グローバル市場でQLEDテレビは計268万台が売れたが、これは前年同期(154万台)比74.3%伸びた数値だ。このうち、三星電子の製品が約201万台(約75%)を占めている。電子業界の関係者は、「QLEDがグローバルテレビ市場で主流に浮上しているだけに、グローバルテレビ企業も量子ドットを採用した製品のラインナップを拡大する可能性が高い」と語った。
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