LED情報専門メディアLEDinsideが、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)とマイクロLEDディスプレイの市場展望を解説しています。

アナリストのミンチー・クオ氏は、Apple製品におけるミニLED導入計画は5つの段階にわかれると述べていました。 クオ氏は、各段階について下記の通り説明していました。

第1段階:ミニLEDディスプレイの歩留まり改善を目指す
第2段階:供給不足を回避し、コストを削減するためにサプライヤー数を増やす
第3段階:12.9インチiPad Proだけではなく、新型MacBook ProにもミニLEDディスプレイが搭載される 第4段階:Appleの影響を受けて他のベンダーでもミニLEDディスプレイの採用が進む
第5段階:2023年〜2024年に、ミニLEDディスプレイの製造コストが大幅に下がる





LEDinsideは、ミニLEDディスプレイに関わるサプライヤーが増えることは、マイクロLEDディスプレイの開発に有利に作用すると伝えています。
 
その理由として同メディアは、マイクロLED用の超小型LEDチップを今すぐ製造するのは難しいが、従来のLEDとマイクロLEDの中間技術としてミニLEDを開発することで得られた小型化技術が、マイクロLEDディスプレイの開発にも活かされると説明しています。
 
LEDinsideはマイクロLEDディスプレイについて、消費電力は液晶ディスプレイの1/10で、有機ELディスプレイのような彩度を持ち、高輝度、高ダイナミックレンジ、広色域、高リフレッシュレート、高視野角という特徴を備えていると記しています。
 
Apple製品にマイクロLEDディスプレイが搭載される場合、最初の製品はApple WatchになるとLEDinsideは予想しています。

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