point_image2パナソニックは2021年度中に、JR大阪駅北側の大型複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)に入るショールーム「パナソニックセンター大阪」を閉館する方針を固めた。最新家電の体験などができる施設だが、コロナ禍で休業が続いており、今後も期待した集客が見込めないと判断した模様だ。

 パナソニックセンター大阪は、大阪駅に直結するグランフロント大阪南館の1~2階と地下1階の3フロアに入居している。同社のショールームでは国内最大規模だ。インテリアなどの住宅設備が見学できるほか、美容家電やデジタルカメラの最新機種が体験できる。リフォームや不動産の相談にも応じ、カフェも併設する。





 センターは、13年にグランフロントがオープンしたのと同時に、核テナントの一つとして開業。今年4月には累計来場者が1500万人を突破した。

 だが、コロナ禍で商業施設の来店客の減少傾向が続き、パナソニックセンターも休業を繰り返している。代替手段として、オンラインでの商品案内やセミナー開催の動きも広がっており、費用がかさむショールームの維持は難しくなっていた。

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