2021年9月17日、韓国・ヘラルド経済は「日本市場はサムスンのスマートフォンにひときわ冷ややかな反応を見せてきたが、フォルダブルフォン(折り畳みスマホ)に関してはサムスンのまねをせざるを得ない状況だ」と伝えた。

記事によると、富士フイルムが米国特許商標庁(USPTO)に特許を出願したフォルダブルフォン関連技術が最近、公開された。

これに関して記事は「グラフィックデザイナーが特許を基に制作したレンダリング画像を見ると、サムスンのフォルダブルフォン『Galaxy Fold』シリーズとそっくりだ」「海外メディアも『折り畳む角度によってインターフェースが変更される機能がサムスンのフレックス(Flex)モードと似ている』と評価している」「大画面でアプリケーションを起動した後にスマホを折り畳むと前面画面にアプリが表示される機能もサムスンと同じ」などと指摘している。
その上で「サムスンがフォルダブルフォン市場の主導権を握っているため、中国企業に続いて日本企業もサムスンのまねをし始めたようだ」と分析している。





また、「日本のスマホ市場はサムスンが唯一苦戦する市場で、韓国製品の認知度が非常に低いためにスマホ本体からサムスンのロゴが消されるほど」と説明し、「ただしフォルダブルフォンに関しては、サムスンを代替する製品がまだ登場していないため雰囲気が異なる。サムスンが10月に発売するフォルダブルフォンでプライドを取り戻せるか注目される」とも伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「サムスンが誇らしい」「独自の技術を作り上げたサムスンの開発者たちに感謝」「これからも研究開発を続け、世界市場をリードしていってほしい」などサムスンへの称賛の声が続出している。

日本に対しては「日本人がサムスン製品を使わないのはプライドのため」「日本人も心のなかではサムスン製品の良さを認めているはず」「表では批判し、裏でこっそりまねするというのは日本人に限ったことではなく、人間の特性。うまくいっているものに対する嫉妬」と指摘する声や、「日本も落ちぶれたもんだね」「日本製品のデザインや機能は90年代のまま」と厳しい声が上がっている。

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