パナソニックは9月29日、パナソニック オートモーティブ社のHUD(Head Up Display)が、トヨタ自動車の新型「アクア」に採用されたと発表した。パナソニックのHUDがトヨタの小型乗用車に採用されたのは「ヤリス」「ヤリスクロス」に続く3車種目という。

 HUDは、フロントガラスへ映像を投影することで、ドライバーの視線の先に車速やナビゲーションなどのさまざまな情報を表示するシステムで、ドライバーの視界の中心近くに表示することで、視線移動によるドライバーの負担を軽減し、安全運転に貢献する。





 新型アクアに採用されたHUDには、フル自由曲面ミラーを採用。限られた車両空間の中でHUD表示を車両のウィンドシールド形状に最適化することで、HUD本体の小型化と鮮明・低歪な映像投影を同時に実現。また、高輝度PGU(Picture Generation Unit)による、液晶ディスプレイの照明技術を応用した独自のHUD向けバックライト設計により、直射日光下やサングラス越しのような表示が見えにくくなる状況においてもドライバーに鮮明な画像を提供する。

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