光学機器大手HOYAは22日、中国パネル最大手、京東方科技集団(BOE)の子会社と合弁会社を設立すると発表した。
テレビやスマートフォン向けディスプレーの製造に使う部材を製造・販売する。成長が期待できる中国市場でシェア拡大を狙う。





設立する合弁会社は、フラットパネルディスプレー(FPD)の製造に使う「フォトマスク(回路原版)」を手掛ける。資本金は10億人民元(約178億円)で、HOYAが60%、BOEが40%をそれぞれ出資する。HOYAはこれまで半導体やディスプレー向けにフォトマスク製品を手掛けてきたが、顧客企業の近くで事業を手掛けることで開発や販売を強化できると期待する。

合弁会社は中国重慶市に設立予定だが、名称や設立時期などは未定としている。HOYAの2022年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。

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