サムスンディスプレイが量子ドット-有機発光ダイオード(QD-OLED)の量産出荷式を開き、本格的な市場供給に乗り出す。

23日、業界によると、サムスンディスプレイは30日、忠清南道牙山キャンパスの8.5世代(2200×2500mm)Q1ラインで、QD-OLEDの量産出荷式を行う。 これにより、本格的に顧客会社に供給を開始する見通しだ。
出荷されたQD-OLEDパネルはモジュール工程過程のため、ベトナムに移されるものとみられる。該当工程が終われば、サムスン電子のベトナム工場など顧客社にQD-OLEDが供給されるものと予想される。

●参考記事: February 23, 2018 -- 有機ELサムスンが有機ELテレビに復帰 「QD-OLED」パネルを製造との報道





サムスンディスプレイは今後、Q1ラインで、月3万枚程度のパネルを生産する計画だ。QD-OLEDはLGディスプレイの白色OLED素子とは違って、青色OLED素子を発光源として使用するという特徴がある。 
  
●参考記事:August 23, 2021--サムスン、次世代TVに悩む 「液晶後」巡り不協和音も

サムスン電子はこのようなサムスンディスプレイの「QD-OLED」を基盤に、QD-OLED TVを発売するという。 来年1月に開かれる予定のCES 2022で、初めてQD-OLEDを適用した次世代TVを披露する見通しだ。
  
一方、サムソムディスプレイは2025年までに計13兆1000億ウォンをQD-OLEDに投資する計画だ。

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