1分知恵袋は、36Krの質問と答えだ。
本日の回答者:GQ Mambo スマートウォッチ研究センター長(WeChat ID:Is_sport)

最近、市販されているウェアラブルデバイスの睡眠計測機能は、デバイス内に埋め込まれた3軸加速度センサを通して計測されている。センサで、デバイスの動きや動いた方向を感知することができる。

市販されているデバイスは、後述する方法で着用者の睡眠状態や睡眠の深さを判断している。一定期間(例えば10分または30分)、着用者が激しい活動をしていない場合、睡眠状態の可能性があると判断する。その時間帯に、着用者の活動量が著しく低い、もしくは、まったくない場合、着用者は深い睡眠に入っており、一定時間の活動量が激しい場合、眠りは浅いと判断する。この方法には専門名称があり、アクチグラフと呼ばれている。





論理上デバイスには、ユーザーが横になって動いていないだけなのか、いつ眠るのかを判別する方法はない。しかし、ユーザーはこのことについて気にすることはないだろう。理由は下記の通りである。

1:着用者が、一定時間(例えば10分または30分)姿勢を変えずいることは、睡眠状態と考えられる。更に言えば、ベッドで長時間動かず睡眠計測機能をテストするような使い方をする人は少ないだろう。

2:デバイスを着用せず机などに置きっぱなしにした場合、角度が固定されてしまう。この場合、どれだけ長時間放置してもデバイスは睡眠状態とは判断しない。

最近では、光学式センサで心拍数を計測できるデバイスもある。もちろん、未着用時は心拍数を計測しない。人は、睡眠時に心拍数が低くなる。深い眠りの時、心拍数は更に下がる。心拍数計測機能があるデバイスは、睡眠の深さを計測する精度を向上するのに役立つ。

最後に、心拍数計測機能の有無にかかわらず、アクチグラフィ(睡眠計測機)は100%正確に睡眠状態を反映することはできないが、多くのユーザーによると、ウェアラブルデバイスを着用したままでも睡眠の質に影響を及ぼすことはなく、計測結果も基本的には整合性がある。ウェアラブルデバイスを使うことによって、簡単に睡眠状態を計測する事が可能なのである。

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