深セン証券取引所メインボードA株、B株に上場している京東方科技集団(BOEテクノロジー)(京東方)は20日、2021年12月期の業績予想を発表した。  

同社の予想によれば、2021年12月期の売上高は2150~2200億元(前期比59~62%増)、純利益は257億~260億元(同410~460%増)。  

大幅な増収増益予想の理由について同社は、2021年の半導体市場が上半期を中心に活況を呈して価格の高い状態が続き、7~9月期以降価格は落ち着いたものの年間を通した市況は2020年を上回ったと説明。LCD分野では製品価格が低下する中で、高い技術力、製品力によって良好な利潤水準を確保したとした。





また、柔軟OLED製品で高い技術と生産能力を生かして出荷量が急速に増加したことも要因に挙げ、2012年12月には単月の出荷量が初めて1000万枚を突破したことを明らかにした。

 同社は1993年設立、1997年に深セン証券取引所メインボードB株に、2001年1月に同A株に上場した。光電子およびディスプレイ部品、ディスプレイ情報端末設備の製造を主業務とする。スマートフォン、タブレットパソコン、ノートパソコン、ディスプレイ、テレビの5分野においてディスプレイ出荷量世界一を誇る。
 2021年1~9月期の売上高は1632億7834万元(前年同期比46.77%増)、純利益は200億1541万元(同708.43%増)。

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