日本マイクロソフトは27日、2画面スマートフォン「Surface Duo 2」に関する記者説明会をオンラインで開催。Surface製品の開発責任者である米Microsoftのマット・バーロゥ(Matt Barlow)氏らが製品のコンセプトを紹介した。
2画面にした理由
Surface Duoシリーズはマイクロソフトが開発するSurfaceシリーズの一員でありながら、OSはWindowsではなくAndroidを搭載するスマートフォンだ。第2世代のSurface Duo 2は5Gに対応し、日本では2022年1月12日に発売された。マイクロソフトのAndroidスマートフォンとしては日本で初の投入となる。
2画面にした理由
Surface Duoシリーズはマイクロソフトが開発するSurfaceシリーズの一員でありながら、OSはWindowsではなくAndroidを搭載するスマートフォンだ。第2世代のSurface Duo 2は5Gに対応し、日本では2022年1月12日に発売された。マイクロソフトのAndroidスマートフォンとしては日本で初の投入となる。
Surface Duoシリーズのコンセプトは「Microsoft 365を使いこなす、Microsoft 365が大好きなユーザー向けに開発されたデバイス」(バーロゥ氏)。1画面のスマホでは難しいマルチタスク操作を容易にして、高い生産性を実現するためのデバイスだという。Surfaceシリーズの特徴である、高い質感と技巧をスマートフォンにおいても実現したという。
日本マイクロソフトの石田圭志氏(Surfaceビジネス本部 本部長)は、「日本では特に、電車通勤などで活発に移動される方も非常に多い。出先でも高い生産性を維持したいという方にはこのデバイスは刺さるのではないか」と自信を見せた。
日本での販売価格は、ストレージ128GBモデルが18万4540円(税込み、以下同)、256GBモデルが19万6680円、512GBモデルが22万880円。プレミアムスマートフォンの価格帯となっている。マイクロソフトの直販サイトや家電量販店などで販売し、キャリア経由での販売は行わない。
1画面のデバイスよりも生産性が向上する
Surface DuoシリーズはOSにAndroidを採用。Surface Duo 2はAndroid 11を搭載し、Google Playストアにも対応している。また、Microsoft OfficeやEdgeブラウザなどマイクロソフト製のアプリのAndroid版をプリインストールしている。
Surface Duoシリーズの目玉機能がデュアルディスプレイだ。Surface Duo 2では、5.8型の有機ELディスプレイを2枚搭載。左右の画面に異なるAndroidアプリを表示できる。ポケットに入るサイズに仕立てたことで、1画面だけのスマホよりも生産効率を高めることができるという。バーロゥ氏は「2画面デバイスを活用した人は、1画面のデバイスよりも42%が生産性を向上したという調査がある」と紹介した。
各ディスプレイの縦横比は13:9で、書類などを表示したときに無駄のない画角となっている。また、2つの画面を1つの大きなディスプレイと見なして、8.3型相当のタブレット端末として扱うこともできる。
ヒンジはほぼ360度回転できる仕様となっており、本のように閉じることも、スケッチブックのように開いて1画面だけを使うこともできる。任意の角度で止められる構造となっているため、テントのように立ててスマホスタンドなしで動画を視聴するのも容易だ。
途中で止められるヒンジ構造は、電子書籍にも適している。文庫本のように見開きで止めることができるためだ。縦横比3:2という画角はこうした用途にも都合が良いだろう。電子書籍ではAmazon Kindleが公式に対応している。
また、見開きの状態で下画面にゲームパッドを表示できる。Xbox GamePass Ultimateのゲームはもちろん、サードパーティーでもゲームロフトなどがSurface Duo 2に最適化している。
マイクロソフトでは自社製Androidアプリの2画面端末への最適化を実施。Googleが提供するアプリやサードパーティーのアプリの最適化も働きかけていくという。なお、TikTokやSpotifyが2画面向けの最適化を実施済みという。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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