アップルの新製品は2022年も例年のフォーマットに従って発表されるようだ。米ブルームバーグのMark Gurman記者によると、春にはサブ的、あるいは補完的な位置づけの製品の最新モデルが発表され、夏にはソフトウェアの最新プロダクト発表と世界開発者会議、目玉製品の最新モデルは秋の発表となるようだ。





今年初の新製品発表会ではどんなサプライズが期待できるだろうか?現段階で確認できる情報では、2年間新モデルの発表がないスマートフォン「iPhone SE」、同様に1年間新モデルの発表がないタブレット「iPad Air」の最新版、またデスクトップPC「iMac Pro」シリーズではアップル独自のM1チップを搭載したモデルが出揃うとみられる。

第3世代iPhone SE:廉価、高スペック、5G対応
ブルームバーグのGurman記者は直近のコラムで、アップルが今春に発表する最初の製品はiPhone SEの新モデルだと指摘した。先代の「iPhone SE 2」が2020年上半期に発表されたこと、iPhone SEシリーズの売れ行きが良いことを考えると、iPhone SEの最新モデルが今年発表されることには納得できる。

アップル製品情報のリークで知られるDavid Kowalski氏と海外メディアTenTechReviewが共同発表したiPhone SE 3の最新のレンダリング画像では、最新のiPhone SEにはホームボタンがなく、ディスプレイにはノッチ(切り欠け)があり、Touch ID(指紋認証)に代わりFace ID(顔認証)を採用したようだ。

香港の天風国際証券(TF International Securities)アナリストでアップル製品に詳しいミンチー・クオ(郭明錤)氏によると、最新のiPhone SEは2バージョンに分かれる可能性がある。1つは前述のような「全面改変バージョン」、もう1つは先代のSE 2を踏襲して4.7インチLCD(液晶)ディスプレイを採用し、Touch ID を残したバージョンだ。とはいえ、プロセッサーは最新のものを搭載するという。

JPモルガン・チェースのアナリストは、最新版iPhone SEの価格は269〜399ドル(約3万1000〜4万6000円)と予想する。

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