
市場調査会社のオムディアによると、サムスン電子は昨年、世界のテレビ市場で売上高シェア29.5%、販売台数シェア19.8%を達成し、16年連続でトップとなった。サムスンは特に高級製品である量子ドット(QLED)テレビを943万台販売し、5年間で累計販売台数が2600万台に達した。サムスンのQLEDテレビは昨年の価格2500ドル(約28万7000円)以上のプレミアムテレビ市場で売上高ベースによるシェアが44.5%を記録した。
LG電子は有機発光ダイオード(OLED)テレビの出荷台数を前年の2倍に増やし、2733万2000台を販売。売上高シェアは過去最大の18.5%、販売台数シェアは12.8%を記録した。OLEDテレビの販売台数は652万5000台で、OLEDテレビ全体の62%を占めた。同社関係者は「昨年のLGのOLEDテレビ販売単価は1861ドルで液晶テレビの3倍以上だった。今年もOLEDテレビの市場拡大を追い風として、急速な成長を続けたい」と話した。
一方、昨年の全世界のテレビ出荷台数は前年比1193万2000台減の2億1353万7000台で、2010年以降で最低だった。コロナで急増したテレビ需要がピークを過ぎたほか、半導体などの部品の供給難も影響を与えたとみられている。
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