中国パネル最大手の京東方科技集団(BOE)が4月6日、SNS「WeChat(微信)」の公式アカウントで、2021年通期の売上高が初めて2000億元(約3兆8000億円)を超え、前年比61.9%増の2194億4200万元(約4兆1000億円)だったと発表した。
親会社に帰属する純利益は412.96%増の258億3100万元(約4900億円)だった。





主力の半導体ディスプレー部品事業は、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、モニター、テレビの主要5用途で世界シェア1位を維持した。また、同年12月には、折り曲げ可能なAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)パネルが月産1000万枚を達成している。

21年の研究開発費は124億3600万元(約2360億円)で、累計特許出願数は7万件を超えた。同年に出願した特許のうち、発明特許が90%以上、海外特許が35%以上で、OLEDやセンシング、人工知能(AI)、ビッグデータなどに関する合計出願数が過半数を占めた。

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