帝国データバンクによると、日本企業の平均年齢は37.5歳。2006年から15年までの10年間で約20万社が新たに誕生し、一方で9万社が退場していったという。そんな厳しい適者生存の中、創業100年を超える企業が4万社以上もある。なぜ潰れなかったのか──長寿企業から学ぶところはかなり多い。
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「就活に関して大学で講演する機会もあるのですが、今の学生はベンチャー企業への人気が高く、老舗企業は《オワコン》なのだそうです。しかし、私は『老舗企業にも注目したほうがいいですよ』とアドバイスしています。
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「就活に関して大学で講演する機会もあるのですが、今の学生はベンチャー企業への人気が高く、老舗企業は《オワコン》なのだそうです。しかし、私は『老舗企業にも注目したほうがいいですよ』とアドバイスしています。
ひと言でいえば、老舗企業は経営能力が高い。だからこそ生き残っているし、そうした企業が日本を支えてきたわけですから」
こう話すのは、「何があっても潰れない会社」(SB新書)の著者で東洋経済新報社「就職四季報プラスワン」編集長の田宮寛之氏だ。
日本全体が意気消沈しつつある中、読むだけで元気になる。さらに老舗企業はイノベーションを起こせないというのが、これが間違った考えだと気付かされるはずだ。 東京商工リサーチによると、2022年時点で創業100年以上の会社は実に4万769社。今年新たに旭化成や東急、小学館など1334社が加わったが、そんな彼らもまだまだひよっこ。世界最古とされる「金剛組」(西暦578年創業)、「池坊」(同587年・現池坊華道会)など日本には1000年を超える会社もある。
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日本全体が意気消沈しつつある中、読むだけで元気になる。さらに老舗企業はイノベーションを起こせないというのが、これが間違った考えだと気付かされるはずだ。 東京商工リサーチによると、2022年時点で創業100年以上の会社は実に4万769社。今年新たに旭化成や東急、小学館など1334社が加わったが、そんな彼らもまだまだひよっこ。世界最古とされる「金剛組」(西暦578年創業)、「池坊」(同587年・現池坊華道会)など日本には1000年を超える会社もある。
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