スイスの半導体大手、STマイクロエレクトロニクスは中小型有機ELディスプレーに使うスマートフォンなどに最適化した電源ICを開発した。電力変換効率を従来の90%前後から95%まで高め、電気のロスを抑えてスマホを省電力化し、電池の駆動時間を延ばせる。
開発したのは、電池などから供給される電圧をそれぞれの部品に適した電圧に変換する「DC-DCコンバーター」と呼ぶ部品を3つ内蔵した電源IC。6型前後の有機ELに最適化した設計としており、消費電力を抑えても、画面の明るさを最適にできるようにした。
開発したのは、電池などから供給される電圧をそれぞれの部品に適した電圧に変換する「DC-DCコンバーター」と呼ぶ部品を3つ内蔵した電源IC。6型前後の有機ELに最適化した設計としており、消費電力を抑えても、画面の明るさを最適にできるようにした。
明るい屋外では、高輝度を実現することで、利用者にとって見やすい明るさに調整できる。
消費電力を最低限に抑えて、カレンダーや時計といった情報だけを画面に表示させる機能にも対応しており、省電力化につながる。入力電圧の範囲は2.9~4.8ボルト。価格は非公表だが、すでに量産して提供できる体制を整えている。
有機ELディスプレーは液晶よりも画質が優れており、米アップルのスマホ「iPhone」などの高性能な機種で採用が進んでいる。有機ELディスプレーを使ったモバイル機器への採用を見込む。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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