Screenshot 2022-06-17 07.51.29ジャパンディスプレイ(JDI)は16日、液晶の画面制御技術を基に圧力の分布を高精度に検知するセンサーを開発したと発表した。精度の指標となる素子と素子の「ピッチ」は1.1ミリメートル。一般的な圧力分布センサーのピッチは5~10ミリメートル程度だった。
スポーツ、リハビリの動作解析やロボット分野などへの応用を目指す。

圧力分布センサーは外部から力が加わった際の電流の変化から力の大小を測っている。JDIは液晶などの画面制御でスイッチ機能を担う薄膜トランジスタ(TFT)の技術を応用し、電流の変化を細かく観測する。





一般的な圧力分布センサーのピッチは5~10ミリメートルで、それ以下にするとノイズが交じり、計測精度を高めるのが難しかった。
圧力分布の精度を高めると、ロボットのアームがつかんだモノの形や硬さを計測できるようになる。例えば、テニスと野球のボールを突起や編み目などから判別できるようになる可能性がある。

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