Screenshot 2022-08-01 07.09.28LGエレクトロニクス・ジャパンは、88型の8K有機ELテレビ「OLED88Z2PJA」を、29日より受注生産にて販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は383万円前後。

「The Art of Essence “家電をアートに”」をコンセプトにした、プレミアムブランド「LG SIGNATURE」として展開。「88インチの大画面で、約3,300万個の素子が個別に自発光することで『本物の黒』を再現し、7,680×4,320の画素がリアルな映像を描き出す大迫力の8K有機ELテレビ」だという。
映像エンジンは、何百万もの映像ソースを学習したリアルタイムAIプロセッサーが第5世代に進化した「α9 Gen5 AI Processor 8K」を採用。地上波放送の2K映像や4K映像も8K水準の画質へとアップスケーリング。AIにより、ノイズも除去。「ネット動画でもあらゆるコンテンツに合わせて、最高レベルの映像を映し出す」という。





AIがさまざまな物体を認識し、映像の色・明るさを分析し、より立体的で自然な色彩を実現する「オブジェクト型リアルタイム映像処理」や、肌の色をナチュラルに保ちながら、さらに細部までの鮮やかな映像再現を行なう「ダイナミックビビット処理」、有機ELテレビの広大なダイナミックレンジを活用し、画像のコントラストとディティールを向上させる「ダイナミックトーンマッピングプロ」なども搭載。

音声面では、「AIサウンドプロ」により、AIが今見ている映像のジャンルを分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整し、バーチャル7.1.2chサウンドに変換し、再生する。

HDMI2.1の要件となるeARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)をサポート。HDMI 2.1入力は×4系統搭載する。HDMI入力は48Gbps、8K/60p、4K/120pに対応。

4K/120HzのDolby VisionとDolby Atmosでのゲームプレイにも対応。NVIDIA G-SYNC Compatible認定も受けており、パソコンとテレビのリフレッシュレートを同期させ、ゲームの映像で発生するズレやカクつきを抑えられる。「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」も搭載。

応答速度は1ms。HDRゲームの普及団体HGiGに準拠。ゲームシーンによって発生する白飛びや黒つぶれを防ぎ、「HDRのゲーム世界を美しく再現する」という。

自分のプレイ環境やゲームジャンルに合わせて、画質モードを自由に選択できる「ゲームオプティマイザ」や、ゲームプレイ中も現在の設定が一目でわかる「ゲームダッシュボード」機能も搭載。

クラウドゲーム「GeForce NOW」のテレビ向けアプリを開発し搭載。ゲーム機器を接続しなくても、90以上の無料ゲームタイトルを含む1,000以上のゲームが楽しめる。

音声操作にも対応。「Hi, LG!」と話しかければ、独自のAI「ThinQ AI」が起動。電源のオン・オフや音量の上げ下げなどの操作が簡単にできる。

NetflixやYouTube、Amazon Prime Video、U-NEXTなどの映像配信サービスのアプリにも対応する。

有機ELパネルは5年保証。パネル部に極細ブラックベゼルを採用し、映像だけが浮いているような没入感を演出。高級感のあるシルバーのキャビネットスタンドを採用した。

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