クラレは倉敷事業所(岡山県倉敷市)内に大型偏光フィルムの主要部材「光学用ポバールフィルム」の製造設備を新たに設け、生産能力を増強する。投資額は約100億円。
液晶テレビや液晶モニターの画面大型化に伴い、大型偏光フィルムの需要が拡大していることに対応する。9月に着工し2024年7月の操業開始を見込む。
液晶テレビや液晶モニターの画面大型化に伴い、大型偏光フィルムの需要が拡大していることに対応する。9月に着工し2024年7月の操業開始を見込む。
光学用ポバールフィルムは光を遮断したり通したりして調整する偏光板に使う。クラレは現在、倉敷事業所と西条事業所(愛媛県西条市)で生産し、両事業所合わせた生産能力は年間2億6400万平方メートル。倉敷事業所で新たに3200万平方メートル分を加え、全体の生産能力を1割高める。幅の広いタイプを生産する最新装置を導入する。
岡山県の大型投資・拠点化促進補助金を活用し、約5億円の助成を受ける予定。新規雇用は20人を見込む。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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