英調査会社オムディアの統計によると、上半期のテレビの世界販売台数は前年同期比6.6%減の計9260万台、売上高総額は同12.5%減の475億ドル(約6兆5374億円)だった。
ロシアによるウクライナ侵攻、中国の新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)とインフレで家電の需要が減ったためとみられる。
売上高シェアはサムスン電子が31.5%でトップを占めた。テレビ市場の低迷にもかかわらず前年同期より0.5ポイント上昇した。次いで、韓国のLG電子(17.4%)、中国のTCL(8.7%)、ハイセンス(8.2%)、日本のソニー(7.4%)の順。
ロシアによるウクライナ侵攻、中国の新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)とインフレで家電の需要が減ったためとみられる。
売上高シェアはサムスン電子が31.5%でトップを占めた。テレビ市場の低迷にもかかわらず前年同期より0.5ポイント上昇した。次いで、韓国のLG電子(17.4%)、中国のTCL(8.7%)、ハイセンス(8.2%)、日本のソニー(7.4%)の順。
販売台数ベースのシェアもサムスン電子が21.0%で1位だった。2位以下は、LG電子(12.3%)、TCL(11.1%)、ハイセンス(9.5%)、中国の小米(シャオミ、6.4%)と続いた。
今年4~6月期のシェア(売上高ベース)はサムスン電子が30.0%で、前年同期より0.8ポイント上昇した。LG電子が17.0%で1.8ポイント落ち込んだ。
サムスン電子が販売に力を入れている量子ドット技術を用いたQLEDテレビの今年上半期の販売台数は前年同期比16.3%増の464万台だった。2017年から今年上半期の累計販売台数は3065万台で3000万台を突破した。
サムスン電子は80型以上の超大型テレビ市場と2500ドル以上のプレミアムテレビ市場でも好成績を収めた。超大型テレビ市場では48.6%、プレミアムテレビ市場では53.6%の売上高シェアを記録した。
LG電子はプレミアム製品の有機EL(OLED)テレビの上半期の出荷台数が169万1000台で、OLEDテレビ市場で約62%のシェアを記録した。同社の上半期のテレビの売上高に占めるOLEDテレビの割合は33.2%に上る。
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