アイリスオーヤマが、テレビやタブレットなどの黒物家電事業の拡大を本格化している。8月31日には、量子ドット技術「QLED」を採用した55V型4Kテレビを9月1日に発売すると発表。立体的な音響を実現する「Dolby Atmos]にも対応し、これまで発売してきた4Kテレビの中でも高級機と位置付ける。価格は税込み14万800円。  

発売するのは、液晶テレビ「LUCA」シリーズの新製品。臨場感ある映像表現を可能とするHDR技術「Dloby Vision」も採用した。Dolby Atmosと合わせてアイリスのテレビとして初めて対応した。QLEDは、2021年6月にテストマーケティングとして発売した4Kテレビに初めて採用し、今回から本格展開する形になる。





 同時発表した「LUCAタブレット」は、業界最大クラスの15.6インチの大画面を採用したタブレット端末で、9月15日に発売する。大画面化することで、Web会議やオンライン授業、調理時のレシピ閲覧など、コロナ禍で変化したライフスタイルの中で、使えるシーンをより増やすことを目指した。付属する専用スタンドで自立できるようにし、使い勝手を高めている。価格は税込み12万1980円。

  アイリスは19年から黒物家電市場に本格参入している。テレビやタブレットなどのほか、サウンドバーやマウスなどもそろえ、一部製品はテストマーケティングを行ってから本格展開している。

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