カネカはテレビ用液晶パネルの偏光板の保護フィルムに使う光学用アクリル樹脂を増産する。約15億円を投じ、大阪工場(大阪府摂津市)の生産能力を現在に比べ4割引き上げる。

新ラインの稼働は2023年秋を予定する。テレビ画面の大型化に伴う需要の増加に対応する。





偏光板は光を遮断したり通したりする役割を持つ。

保護フィルムを巡っては、湿気を吸収してパネルが反ったり、画面に色むらが出たりする課題が特に大型パネルで目立つ。湿気を吸収しにくいアクリル樹脂などに材料を変更する動きがあるとしている。

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