iPhone14 Proシリーズ用ディスプレイをAppleから約2,000万枚緊急受注するなど、有機EL（OLED）ディスプレイの製造が好調なSamsungが、増産を目的としてディスプレイドライバIC（DDI）の調達を強化すると、The Elecが報じました。

Samsungは、OLEDディスプレイの製造数をウエハー換算で現在の月産1万3,000万枚から、2023年中に月産1万5,000万枚へと引き上げる予定です。
それに伴い必要となるDDIを確保するため、製造委託先の台湾UMCに対して増産を依頼します。





SamsungにおけるDDIの調達は、Samsung System LSIが担当、Samsung Electronicsが製造する他、UMCにも製造を委託しています。
UMCは現在、28nm製造プロセスにてDDIを製造しています。
SamsungがOLEDディスプレイを増産する理由についてThe Elecは、Galaxyシリーズ向けとApple向けに必要数を確保するためと記しています。

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