米アップルは18日、タブレット端末の入門機種「iPad」の次期モデルを26日に発売すると発表した。現行モデルの特徴だった本体前面のホームボタンをなくすなど外観デザインを刷新した。日本での価格は6万8800円(税込み)からと、現行モデルに比べ4割近く上げる。急速に進んだ円安を受け、日本ではiPadシリーズの既存機種についても値上げに踏み切る。
第10世代となる新型iPadの画面サイズは現行モデルに比べやや大きい10.9インチとした。頭脳となる半導体には2020年発売のスマートフォン「iPhone 12」シリーズなどと同じ独自設計品の「A14」を搭載した。
現行モデルでホームボタンに組み込んでいた指紋認証機能「Touch ID」は本体側面のボタンに移動させた。充電などに使う端子は「USBタイプC」を採用した。本体色は「ブルー」「ピンク」「イエロー」「シルバー」の4種類を用意する。
第10世代となる新型iPadの画面サイズは現行モデルに比べやや大きい10.9インチとした。頭脳となる半導体には2020年発売のスマートフォン「iPhone 12」シリーズなどと同じ独自設計品の「A14」を搭載した。
現行モデルでホームボタンに組み込んでいた指紋認証機能「Touch ID」は本体側面のボタンに移動させた。充電などに使う端子は「USBタイプC」を採用した。本体色は「ブルー」「ピンク」「イエロー」「シルバー」の4種類を用意する。
米国での価格は449ドル(約6万7000円)からで、日本での価格は6万8800円からとした。半導体などの性能を高めたことで、いずれも現行モデルに比べ4割近く高い水準となる。アップルはより値ごろなiPadを求める消費者のために、従来と同じ価格で21年9月発売の現行モデルの販売も続ける。
アップルは18日、タブレット端末の最上位機種「iPad Pro」の次期モデルも発表した。26日に発売する。改良した独自設計の半導体「M2」を搭載し、情報処理性能を高めつつ消費電力を抑えた。
新型iPad Proでは従来と同じく画面サイズが11インチと12.9インチの2種類を用意した。米国での価格は現行モデルから据え置き、11インチモデルが799ドルから、12.9インチモデルが1099ドルからとした。
一方、日本では新型iPad Proの価格は11インチモデルが12万4800円から、12.9インチモデルが17万2800円からとした。急速に進んでいる円安・ドル高を反映したとみられ、現行モデルに比べ6~8%高い水準に設定した。
アップルは日本時間19日までに日本向けウェブサイトを更新し、既存機種であるタブレット端末「iPad mini」と「iPad Air」についても価格を上げた。18日まで7万2800円からの価格設定で販売していたiPad miniについては7万8800円からに、8万4800円からだったiPad Airは9万2800円からにそれぞれ引き上げた。アップルは7月にも日本でiPhoneシリーズやiPadシリーズを含む幅広い商品を値上げしていた。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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