パナソニックオートモーティブシステムズは10月13日、マツダ「CX-60」に採用されたフルディスプレイメーターについてプレスセミナーを実施した。
このメーターは同社がマルチメディア事業で培ったノウハウを投入して開発したモノで、スペック的には12.3インチ(1920×720ピクセル、32bitフルカラー)の高精細・高解像度ディスプレイを採用。ゲームやスマホなど異業種から合流したエンジニアによるGUI(Graphical User Interface)専門チームなどにより、ドライバーが運転時に見やすく認知しやすい表現を3Dグラフィックスで実現しているのが特徴。
搭載されるCX-60はマツダが満を持してリリースした新世代ラージ商品群のトップバッター。この9月に発売されたばかりの新型車で、マツダとしては初のフルディスプレイメーター採用モデルとなる。最大で5つ用意されたドライブモードごとの変化やグラフィカルな運転支援システムなど、フルディスプレイメーターならではの表現を実現している。
このメーターは同社がマルチメディア事業で培ったノウハウを投入して開発したモノで、スペック的には12.3インチ(1920×720ピクセル、32bitフルカラー)の高精細・高解像度ディスプレイを採用。ゲームやスマホなど異業種から合流したエンジニアによるGUI(Graphical User Interface)専門チームなどにより、ドライバーが運転時に見やすく認知しやすい表現を3Dグラフィックスで実現しているのが特徴。
搭載されるCX-60はマツダが満を持してリリースした新世代ラージ商品群のトップバッター。この9月に発売されたばかりの新型車で、マツダとしては初のフルディスプレイメーター採用モデルとなる。最大で5つ用意されたドライブモードごとの変化やグラフィカルな運転支援システムなど、フルディスプレイメーターならではの表現を実現している。
セミナーではまず、パナソニックオートモーティブシステムズ HMIシステムズ事業部 ディスプレイビジネスユニット ビジネスユニット長 池田修一氏が登壇。メーター事業の概要について説明した。
同社では従来カーナビなどカーマルチメディアを主力としていたが、安全運転支援の充実やクルマの電動化に伴い、コクピット領域とマルチメディア領域が統合されつつあることから、そのキーデバイスとなるメーターは不可欠のピースとなると判断。2010年から事業化の検討をスタートしたという。
ただ、メーターは重要保安部品であることから開発、量産実績がないサプライヤーが参入するにはハードルが高い市場。半面、ディスプレイ化が進むことで、AV機器や携帯電話で培ってきたグラフィックやディスプレイ、インターフェースなどの分野、そしてカーナビなど車載機器の大規模な開発経験といった強みを活かし、2016年にマツダへの提案を開始。マツダにとっても初のフルディスプレイメーターとなることから、従来の物理(針)メーターにはできない提案を行なうことで新型車への搭載が決定。「パートナーに選んでいただいて大変光栄に思っている」と述べた。
続いてパナソニックオートモーティブシステムズ HMIシステムズ事業部 ディスプレイビジネスユニット 第四商品部 PM課 課長 近藤亮氏が登壇。
CX-60向けフルディスプレイメーターの特徴として「高品位なグラフィックスにより立体感や奥行きを感じる3D立体視像」「ドライブシーンに応じたシームレスな表示モード切替」「大画面ディスプレイを活かしたドライバーに分かりやすい運転支援表示」の3点を挙げた。
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