番組配信サービス 「NHKプラス」に対応するテレビが増えている。2022年10月25日には、パナソニックの「ビエラ」など複数メーカーで対応機種が増えた。

 NHKプラスは、NHK放送契約者に向け、同局の番組をインターネットで配信するサービス。もともとはパソコンやスマートフォン、タブレット端末のみ利用可能だったが、22年4月以降、インターネット接続機能を備えたテレビへの対応が進んでいる。

 パナソニックは10月25日、4Kテレビ「ビエラ」のうち2017年以降に発売した機種でNHK+に対応したと発表。発表文の中で、4Kビエラの大画面でNHKプラスを楽しめるようになったとアピールしている。






   同日にはLGエレクトロニクス・ジャパンも、2020年以降に発売された有機ELテレビと液晶テレビが同サービスに対応したと発表している。

   「TVS REGZA」は4Kテレビ「レグザ」の2022年モデルが、10月25日よりNHKプラスに対応予定と、18日に告知していた。実際に対応が完了したかについては25日19現在、未発表だ。NHKは18日、対応機種の拡充に際して「各メーカー側で対応開始の日時、対応機種の範囲が変更になる可能性があります」と発表していた。

   先行してNHKプラスに対応しているテレビは少なくない。2017年以降発売のシャープ「アクオス」、ソニー「ブラビア」、そして2021年以降の「レグザ」のうち、米グーグルが開発するテレビ向け基本ソフト「Android TV」を搭載する機種では対応済みだ。

   船井電機の「FUNAI」ブランドのテレビでも、2020年以降に発売された「Android TV」もしくは「Fire TV」(米アマゾンが開発したOS)搭載モデルが対応している。

   テレビ自体はネット接続に対応していなくとも、外付けでテレビの映像入力端子につなぐことで、ネット動画視聴を可能にするデバイスがある。こうしたものでは、「Amazon Fire TV」(第3世代)や「Fire TV Stick(第3世代)」などがNHKプラスに対応している。

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